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HIFIMAN ANANDA ヘッドホンレビュー

 

 

2018年8月29日発売の平面駆動型のヘッドホンです。

 

HPはコチラ

http://hifiman.jp/products/detail/293

 

それまで使ってたHD650に変わるメインのヘッドホンを探してて、もうひとつの候補のHD800と最後まで迷った挙句、あえてゼンハイザーとはタイプの違うコチラを購入。

平面駆動型にも興味があったという理由もある。

 

第1印象は無色透明で歪み感が少ない音だなぁと。

高域

非常にキレイでどこまでも伸びていくような感じで、この高域のキレイさに惚れたといっても過言ではないかも。

刺さりはなく、強調感もない。

縦にも横にも拡がるようで音に包まれてる感は見事としかいいようがない。

中域

ややすっきりめで解像度が高く、歪み感がなく、透き通るような音。

ボーカルの息遣いもリアルで、楽器の質感は立体感のあるような音。

シャープだけど、そこまでかっちり描くタイプではないので、聴き疲れもそこまでは感じない。

低域

量としては多い方ではないが、締まりのある分離もよくしっかりした芯のある低域。

ベースの沈み込みもあるが、迫力重視の人にはちょっと違うかもしれない。

 

装着感はかなり個体が大きいのでぶっちゃけ邪魔だなぁと思うが、まぁ音のためには妥協。

側圧も緩くもなくキツくもなく。

しかし30分くらい聴いてると、かなり蒸れてくるような感じはある。

また平面駆動型全般に言えることかもしれないが、鳴らしづらさがあるので、かなりアンプの出力も要求されると思う。

付属のケーブルはなんだかふにゃふにゃしたストローみたいな質感で、柔らかく取り回しはよいのだが、すぐに折れ曲がってしまうような感じで、あまり良いモノとは思えないところ。

3.5mmの両出しだが、プラグも気を付けないとポッキリと折れてしまいそう。

 

ある意味ではウォームなHD650とは対照的で、クールなサウンド。

無色透明でひとつひとつの音の質感も解像度も高く、さすが10万クラスと納得できる音。

以前は10万も出すなんて、、と懐疑的だったが、それを見事に覆された。

ヘッドホンというモノの見方がコレをきっかけに変わったのも事実。

 

選ぶ際、HD800とともにさらに候補としてSUNDARAやHE400iあたりも考えていたが、コレと聴き比べてしまうと解像度やレンジに差があったように感じた。

 

イヤホンのRE2000 Silverとともに、今のところ不動のメインの機器となっている。

 

MoonDrop(水月雨) SpaceShip レビュー

 

 

MoonDropのSpaceShipイヤホンレビューです。

 

HPはコチラ

https://www.chikyu-sekai.com/?post_type=products&page_id=15822

 

特徴

・真鍮個体

6mmダイナミック型

PU素材とPEEK素材を組み合わせた振動板

・ケーブルは4NOFC

 

ヨドバシで3300円で購入。

Ali経由では2000円で買える。

1印象は中高域主体でキレイで豊かさな音という印象。

弱ドンシャリになるのかな。

 

高域

刺さりはなく、強調感もない。

あくまで無理なく自然な出方。

中域

ボーカルは明瞭、寒色だけど輪郭はやや丸く、すっきり。

真鍮個体ということで響きに期待したが、そこまで金属っぽさの響きを強調している感じには聞こえない。

解像感は価格なりかな。

ピアノの描写は素直にキレイに感じる。

低域

タイトでやや軽いが、しっかり耳奥まで装着すればある程度量感も感じられる。

迫力重視の量ではないので、低域好きにはあまりピンとこないかも。

ドライバーや個体が小さいからか、ドラムやベースのアタック音や胴鳴り感?圧は控えめに感じた。

 

装着、その他

リケーブルは不可、ケーブルはややクセがつきやすい。

個体が小さく、イヤピ選びには苦労するかもしれない。

メーカーがわざわざ耳奥まで入れないと本来の音じゃないと説明文に入れている。

小さめのイヤピでできるだけ押し込む必要があるのだが、はじめはなかなか微調整が難しく感じた。

押し込めないと低域がスッカスカになり、なんじゃコレ?という結果に。

人によっては全く合わない可能性もあり。

自分はRHASサイズを選択し、シュア掛けで使用している。

 

まとめ

すっきりキレイめの音が好みならいいかもしれない。

3000円とは思えない音であることは確か。

intime SORAやFinal E3000等、5000円以下で選ぶなら候補に上がる。

ただ装着が合えば、という条件付きにはなるが。

もう少し個体とドライバーを大きくして、リケーブルが可能になり、振動板の素材も凝ったものが出るといいなと思う。

MoonDropという会社は音にハズレがなく、まとまりのよい音という印象で今後も動向を楽しみにしている。

RHA T20 レビュー

 

目次

1.はじめに

2.特徴

3.音質

4.その他

5.まとめ

 

はじめに

RHA T20のレビューです。

HPはコチラ

https://www.rha-audio.com/jp/products/headphones/t20

 

特徴

・中低域から下、中高域から上をそれぞれ担当するデュアルコイルのドライバー搭載

・ステンレスのハウジング

・トレブル、リファレンス、ベースの3種類のチューニングフィルター付け替え可能

 

リケーブルができないタイプのため、あまり界隈では人気のない機種のように見受けられる。

1印象はパワフルで寒色だけど柔らかい音という感じ。

低域寄りのドンシャリ

 

音質

・高域

刺さりを感じることはない、やや控えめ。

もうすこし拡がりや伸びが感じられるといいのだが、リスニング用途としては十分か。

・中域

寒色で金属的な響きはあるが、輪郭は丸く、柔らかめの音色。

このウォームともクールともいえる絶妙なバランスが魅力でもあり、逆に言えば中途半端とも捉えることもできる。

音場が近く、距離も近い。

ボーカルの質感は今ひとつで、やや荒さは感じる。

・低域

量としてはかなり強く、膨らみ過ぎずタイトすぎず。

粘るような音で迫力も十分。

ロックやジャズの音源と相性が良い。

バスドラやドラムのスネアなどのアタック音が気持ちよく聴ける。

 

その他

装着感はshureと同等レベルだが、ケーブルのクセによって少しズレたりすることも。

耳掛けの部分を自分の耳の形に合わせれば問題はない。

ただあまり形状を変えていると、ケーブルの被覆が破れやすいのはいただけない。

ケーブルも太く、やや長いので取り回しには苦労することも。

自分はSpinFitMサイズを使っている。

遮音性もある方だが、ハウジングに大きなベントがあるので音量を上げすぎると漏れるかも。

また、あまり注目されないのだが、感度が90dbとかなり低い。

かなりアンプは食う方なのではないかと感じる。

据え置きアンプでガッツリ音量を上げて聴いた方が、高域も出るのでこのイヤホンのよさを感じやすい。

 

まとめ

ロックやジャズなどの音源と相性がよく、どっしりとした、音に迫力を求めるなら選択肢としてはアリ。

3万クラスでのダイナミックの中では実力は侮れないと思う。

中古市場ではかなり底値で今なら安いが、ワイヤレスモデルが出てリケーブルも試せるようになったので、そちらが気になっている。

ポタを初めて間もない頃、初めて買った3万クラスの機種なので、個人的に思い入れのあるので、多少ひいき目には書いている。

 

みじんこさんのところで、このイヤホンをバランス化の改造をしていただいた。

バランス駆動の運用も可能。

それについてはまた後日。

Simgot EN700 Pro レビュー

JUGEMテーマ:オーディオ

 

 

目次

1.はじめに

2.特徴

3.音質

4.その他

5.まとめ

 

はじめに

Simgot EN700 Proのイヤホンです。

HPはコチラ

http://www.simgot.com/jp/products/detail/8.html#!/detail

 

特徴

・高分子チタン複合振動板

・アルミの骨組みとステンレスのハウジング

 

自分が使ってるのは赤青の色違いのモデル。

左右が一目瞭然で見分けがつくというのはなかなか便利。

1印象はワイドレンジですっきりとしててタイトな音色、という感じでした。

 

音質

低域のパワーが強く、歯切れの良い、バランスのよいイヤホンです。

 やや低域寄りのドンシャリ

・高域

刺さりを感じることはないが、まあまあ強調感、派手さを感じる。

・中域

ボーカルも埋もれることなく、はっきり聴き取れる。

高域と低域に比べてややすっきりめの傾向。

・低域

量としてはある方だが、タイトで分離のよさがある。

ロックやスピード感のある音源と相性が良い。

 

その他

装着感は問題はないのだが、あまり奥には入らない。

ハウジングの内側が引っかかるような気もするがイヤピで調整できるかな?というレベル。

自分はSpinFitMサイズを使っている。

遮音性も悪くはなく、電車内でも使っている。

感度も一般的なレベル、インピーダンスも16Ωなので、音量は取りやすい。

 

まとめ

キレがあり、音の立ち上がりも早い、バランスがよい、ワイドレンジ、そして安いw

クセの少ない万能なタイプ。

人に勧めるとしたら、まずこのイヤホンを推す。

誤解を恐れずに言うと、RE2000 silverと同傾向という感じ。

解像度や横の拡がり、レンジや奥行きはさすがにRE2000 silverに劣るが、値段差を考えたら、いわゆるコスパという面ではピカイチだと感じる。

歯切れのよさを活かして、ロック、アニソン、ノリの良いポップスにはいいかもしれない。

Final E5000 レビュー

JUGEMテーマ:オーディオ

 

 

目次

1.はじめに

2.特徴

3.音質

4.その他

5.まとめ

 

はじめに

FinalE5000のアタマのみタイミングよく出物があったので購入してみました。

HPはコチラ

https://snext-final.com/products/detail/E5000

 

特徴

・低域をコントロールするアコースティックチャンバー搭載

・ステンレス切削高剛性筐体

6.4mmφダイナミック型ドライバユニット

 

E3000よりも少し大きい個体で鏡面仕上げとなっている。

1印象はHD650に似てる音だなと感じた。

ウォームでふっくらとした鳴り方。

 

音質

低域のパワーが強い、音場はよく、響きが豊か。

このイヤホンで聴くクラシックは見事というしかない。

音のバランスを抜きにすれば、正直RE2000 silverよりも響きは気持ちよく聴ける。

ライブ音源等では抜群に合うと思っている。

 

・高域

非常に伸びやかでキレイ。

Nomadのように派手派手しい感じではなく、地味ながらスッと伸びていく感じ。

刺さりは皆無。

・中域

中低域のパワーが強く、ややふっくらとした鳴り方。

HD650を連想とさせる音色。

・低域

かなり膨らみ、強い。

この低域の出方がクセが強いので、ココが好みの分かれ目になりそう。

ソースによって中低域にかかってマスクしたように聴こえたり、またイヤピが合わないとモコモコした感じに聴こえると感じるかもしれない。

低域の強さでいったら、過去に聞いたJVCのFX850と同じくらいに強く感じた。

 

 

その他

鏡面仕上げのため、指紋や汚れ、キズはつきやすい。

装着感はイヤピが合えば悪くはない。

普通にでもShure掛けでもどちらでもいける。

自分はSpinFitLサイズを選択し、Shure掛けで聴いている。

空気の通り道があるので、耳が真空状態になって鼓膜が引っ張られることがないので、音にも開放感がある。

その分遮音性は低めか。

 

さらに感度がイヤホンにしては異常に低く、音量は取りづらく、別途アンプ推奨。

手持ちの中で一番鳴らしづらさを感じる。

 

まとめ

かなりウォームで低域の強いイヤホン。

HD650の音が好きならハマるかもしれない。

ただ鳴らしづらい、ソースもある程度選ぶ、イヤピ選びもなかなか難しい部類に入るので、人には勧めづらいというのが正直なところ。

自分はベースの入っていないアコースティックな音源やクラシック専用という位置付けにしている。

Moondrop(水月雨) Kanas Pro レビュー

目次

1.はじめに

2.特徴

3.音質

4.その他

5.まとめ

 

はじめに

Moondrop(水月雨)のKanas Proのイヤホンです。

HPはコチラ

https://www.chikyu-sekai.com/?post_type=products&page_id=14061

 

特徴

・ダイヤモンドライクカーボン振動板に加え、裏側に特殊エンジニアリングプラスチックを搭載
・マグネシウム合金ハウジング
・ケーブルは4芯銀メッキ線と4芯のOFC銅線をリッツ編み構造、柔らかく取り回しはよい
 
音質

ウォームで繊細、響きのキレイな音のイヤホンです。
ボーカルが近い独特の音場で、ボーカルを聴くにはいいのだが、クセがあり好みは分かれそう。

 

 

・高域
控えめでもう少し伸びはほしいと思うが、リスニング用途では十分。

・中域
ボーカルが近く、ウォームでスムースな音色。
響きもなかなかよく、ピアノの音色は特筆すべき点。
ピアノトリオを聴くとなかなか浸れる。

・低域
量感そのものはそこまで多くはないが、柔らかめで多くもなく少なくもなく、自分はこのくらいがちょうどよく感じる。

 

その他

鏡面仕上げのため、指紋や汚れ、キズはつきやすい。

装着感はイヤピが合えば遮音性バツグンなのだが、ノズルが長く、ややずれやすい。
装着してからしっくりくる位置に少し微調整が必要。
歩きながらの使用はやや厳しいかもだが、装着が決まったら電車の中での遮音性は手持ちのイヤホンの中ではいいので、音楽には没頭しやすい。

音場に独特の拡がり方というか定位がボーカルの後ろを囲むように楽器が聞こえる。
このボーカルの位置もかなり近く、この近さに慣れると他のイヤホンを聞いたときにやや違和感を覚えるかもしれない。


まとめ
音場にクセはあるが、ウォームで輪郭は刺々しくなくまとまりのよい音色、遮音性もいいので、持ち運び用に重宝している。
このイヤホンをきっかけにMoondropの製品に好感が持ててるので、今後の動向も楽しみにしている。
 

SIMGOT EM2レビュー

SIMGOTさまより5/22発売のEM2のイヤホンの試聴機が届きました。


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1BA+1DDのハイブリッド。

ネットワークを介さず、それぞれのドライバーを並列に鳴らすというなかなか興味深い試みです。

音の被りはどうなのよと少し心配になりますが、それは杞憂に終わりました。

第一印象はヴォーカルが非常に聴きやすい、全体として柔らかめで滑らかなまとまりのある音色です。

 

 

高域

すっきりで綺麗で伸びやか、刺さりは皆無。

変な強調感みたいなのは感じません。

あまり無理に伸ばそうといった感じもないです。

 

中域

滑らかで柔らかめ、ヴォーカルが前に出てくる印象。

横方向はそれほど広いという感じはないです。

ヴォーカルに限って言えば、EN700PROよりも好きかも。

 

低域

EN700PROと同じDDを使っているとのことですが、非常にタイト、量感はまずまず。

ハイブリッドだとそれぞれが主張しがちでチグハグなイメージがあるが、繋がりはいたってスムーズ、必要なところでズンと出てくる印象。

ただ迫力やキレといったところではやはりEN700PROのほうが得意か。

 

 

遮音性、装着感、ケーブルなど

通勤の電車内で使用してみましたが、手持ちのイヤホンの中ではトップクラスによいです。

装着感もShure並みに、圧迫感や鼓膜の密閉感みたいなのはないですね。

 

イヤピは軸の長いモノと短いモノが付属しており、低域寄りか中高域寄りかという好みでチューニングが可能。

自分は短い(中高域用)方を選択しました。

 

ケーブルは銀メッキ4芯ということのようですが柔らかで取り回しも◎。

ただ緑化が心配^^;

 

 

まとめ

通勤時の常用として活躍してくれそうなイヤホンですね。

非常にまとまりがよく、聴き疲れもしません。

試しにAS06と比較してみましたが、厚みはAS06のほうがありますが、全体のまとまりや聴かせ方ではEM2のほうが好み。

さらに鼓膜への閉塞感・圧迫感もないので、付け心地はEM2かな。

SIMGOTらしい、音楽を聴くことに特化した、ある意味割り切った?ような感じです。

上位版がどういう音作りなのかとつい気になってしまいますw

今後も目が離せませんね( ^ω^ )


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HIFIMAN RE2000 silverイヤホンレビュー

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目次

1.はじめに

2.特徴

3.音質

4.その他

5.まとめ

 

はじめに

2018年7月20日発売のHIFIMANの RE2000 silverのイヤホンを購入しました。

2019年3月現在で定価約14万。

絶対に買える金額ではありませんが、中古の出物があったため、清水の舞台から飛び降りる気持ちで勢いで購入しちゃいました。

自分にとっては初めての100kクラスのイヤホンです。

 

 

 

 

特徴

・アルミニウム合金ハウジング採用で、見た目とはうらはらにかなり個体は軽いです。

・トポロジーダイアフラム採用

 

音質

なんというか非常に純度の高いミネラルウォーター的サウンドというか、さらっとしていてクセがない感じ。

ジャンクフードじゃなく、懐石料理みたいと評している方もいました。

人によっては薄味で地味に感じるかもしれません。

 

高域

非常に伸びやか。

痛いとか刺さることはないのに、この広がりと伸びは驚異的。

変な強調感を感じることもなく自然です。

中域

すっきり綺麗めのサウンド。

歪み感がなく、非常に整った美音です。

解像度も高くリアルに感じられます。

音の立ち上がりや反応もいいと思います。

低域

下まで伸び重厚かつ締まりのある音。

個人的にはちょうどよい。

迫力を求める人には向かないかも。

 

その他

装着感はお世辞にもいいとは言えません。

遮音性もよくないです。

あくまで家でじっくり聴く用です。

AZLAみたいに耳にフタをするイメージ?

人によっては全く装着合わない人もいるかと思いますので、試聴を強くお勧めします。

 

まとめ

基本性能の高さはピカイチ。

他の手持ちのイヤホンで感じるような、

あとちょっと高域が伸びたらな、、とか、

音が広がりがあったら、、とか、

低域が下まで伸びたら、、とか、

バランスが、、とか、

その「あとちょっと」を全部具現化したような印象です。

ダイナミック型のイヤホンでここまでキレイな音が出るのか、とイヤホンに対する見方が変わったのも事実。

ロックもポップスもジャズもクラシックも幅広く(キレイめに)イケる万能な機種だと思います。

このキレイめというのが、好みの分かれるポイントになるかなと。

全体として濃い味ではなく、薄味淡白な印象が強いですね。

 

ただ、今回はたまたま中古の安い出物があったので購入しましたが、定価で買うかと言われるとうーん、、(・_・;という印象も^^;

年末年始にかけて半額に近いセールもやっていたりしたので、そういうタイミングを狙ってもいいかもしれませんね。


おススメ度

★★★★☆

音は申し分ないけど、装着感が全く合わない人もいるかと思い、星4つ。

この価格帯だともう少し頑張ればRE2000、Legend X、FW-10000が買えるし、また近いところではIE800s、FAUDIO Major、ドロメダ、Dita Twins等もいます。

さらに半額セールとか投げ売りもされていたため、なんというか界隈ではどちらかというとマイナーで隠れがちな存在なのが少し哀しいところw

レビューも少ないですし。

ですので、こうして記録として書いてみた次第です。

どなたかの参考になれば幸いです。

RHA T20とMA750の比較レビュー

 

RHA T20とMA750のイヤホンの比較記事です。

売れ筋はMA750のようだけど、T20と比べて実際のところどうなのよって気になる人は意外に多いのかも?と思い、試しに書いてみます。

 

はじめに

自分はT20を買ったのはイヤホンに目覚めてから比較的すぐでした。

理由は単純、MA750目当てだったけど、店員さんにこっちの方がいいかもよって勧められたからです。

今でこそ少しは覚えてきましたが、当初はイヤホンブランドの区別が全くつかないちんぶんかんぶんの状況でしたので。

とりあえず高めのを買ってみた、くらいの感覚でいました。

 

そして、その後いろいろな機種を試聴をしていったり、他のイヤホンと聴き比べていく中で、このT20は実はとんでもない実力を秘めた機種なのではないだろうか。。という思いがムクムクと湧き上がり、今では確信に変わりました。

今では手持ちの機種の中では一番のお気に入りに。

すっかりRHAの音作りの虜になってしまい、今回MA750にも手を出してしまったのです。

普通は順序逆かもしれませんが笑

 

 

そこで果たしてMA750の実力はどんなものか?

比較して聴いていく中で感じたことをつらつら書いていってみようと思います。

 

音質比較

結論から言うと、T20と同系列の音質で、低域は控えめ、中高域を強調したこじんまりとしたやんちゃな音です。

 

T20の大きな特徴としては

どっしりとした重さのある低音の鳴らし方

それをベースに左右に拡がる迫力ある音場

ということになると思います。

この実在感のある低域は、このイヤホンのキモとも言える部分かと。

 

MA750はそこまでの重さを伴った低音の鳴らし方をするわけでもありません。

T20と比べると少し軽めにはなるかなと。

質という意味でも似てはいるけど、少し異なります。

また広大なサウンドステージ、というわけでもなく、いくぶん音場は狭くなります。

中高域のウェットな音色もしません。

解像度もそれなり。

値段の違いは確実にあると認識しざるをえません。

 

ただ逆に、MA750がT20に比べて際立っているのは、サウンドステージは狭くなるけれど、ヴォーカルや楽器が近く感じられることです。

T20は少し距離感が感じられることがありますね。

 

また低域がT20に比べて控えめな分、中高域を強調しています。

これが歯切れのよさというか、ノリのよさに繋がっているのかなと。

POPSなんかには合うかなと思います。

キレのよさはMA750の特徴ですね。

硬めの印象はあるのですが、低域は柔らかめ、という感じも受けます。

 

装着感他

遮音性や装着の手軽さも、T20に比べて優っているようにも感じます。

T20はケーブルのクセが強いため、装着感に少しコツがいるので、人によっては合わないかも。

イヤピによってもかなり変わります。

MA750は装着感をそれほど気にするということはありませんでしたね。

 

RHA全般に言えることかどうかは分かりませんが、T20もMA750も音量はとれますが、アンプを通した方が芯がしっかりするので、これらのイヤホンのよさがより強く感じられると思います。

 

T20には低域を調整するノズルが3種類あり(トレブル、リファレンス、ベース)、自分はトレブルチューニングフィルターを選択、さらにイヤピにはAZLAのSednaEarFitをつけています。

MA750はSpiral Dotのイヤピをつけてます。

ただ純正イヤピも悪くなく、いまだ試行錯誤中^^;

(下の写真はSpinFit)

 

 

さいごに

上に書いたことは、あくまで重箱の隅を突くような聴き方で、分かりやすくするために強調していますが、その差はMA750の値段を考えるとコスパ的には実に驚異的。

売れていたのも納得です。

 

ちなみにですが、T20は静聴するとき、MA750はながら聴きや寝ホンとして自分は使い分けています。

 

ますますRHAの音色に虜になりつつあるので、CLシリーズとの比較もおもしろいかも。。と思ったり思わなかったり笑

RHAというブランドは、認知度はどうもイマイチで、MA750以外はあまり見向きはされていないような印象を受けますが^^;ダイナミック型を追求している会社として、これからも注目していこうと思っています。

 

TFZ SERIES5 レビュー

 

はじめに

TFZ SERIES5を購入してみました。

最近のExclusiveシリーズやTequilaなどがなかなかいいんでない?という印象を持っていて、その前身の機種に手を出してみた次第。

 

音質

中低域にかなり重心がある音ですね。

逆に高域がなんでこんなに出てないんだというくらい、なにか詰まったような印象を受けます。

線は細めで輪郭は柔らかめ、丸いかな。

全体的に楽器や声が近く感じます。

左右の拡がりもまあまあ。

低域は膨らみますが、下までかなり出ています。

低域以上に中域の主張が強い。

女性ヴォーカルの高めの部分1k〜2kくらいのところにピークがあるようで、刺さりはしないのですが、妙な強調感です。

その帯域だけやたら前に出てくるような感じ。

正直に言うと、この強調感がスゴイ不自然で、、、^^;

ピアノの音なども、正直聴いていられません。

 

装着感

装着感はなんかパッと決まらない。

装着してからウダウダと微調整を繰り返し、ようやくこんなモンかな?という煩わしさがあります。

 

おわりに

うーん、、、ちょっと失敗したかな、、、笑

このブログではあまりマイナスのことは書いていないスタンスですが、それにしてもちょっとひどい^^;

早々に手放すかお蔵入りになりそうな感じです。